ペットセンターにて「命いっぱいに生きる」

ペットセンターに昨日行ってまいりました。お友達の犬たちには会うことはできませんでしたが、店員とのやりとりを交わすことはできました...。が、それは大変なものでした。

目当てのハート形クッキーを陳列棚から取り出して会計までいったところは優秀なボーダーコリーでした。ひっぱりもせず、よそ見も、商品へのパクつきもなく、それは優秀な犬に見えたことでしょう。

店員に商品を渡し精算が始まりましたが、レジの台の前に静かに座って待っています。かなりお利口に見えます。クレジットカードの暗証番号を押すところまでは、ほぼ完璧だったと思います。

しかし、領収書をもらうために店員に手を伸ばした瞬間でした。待ってましたとばかりに、テンプルちゃんは店員めがけてミサイルジャンプしたのです!

普通、レジの前にある透明なアクリル板はコロナウイルスの感染を防ぐために置いてあるはずだと思うのですが、このペットセンターのアクリル板はテンプルちゃのアタックを防ぐために設置してあるかのように見えました....。

危うくテンプルちゃんのアタックに押し倒させる恐れがあった店員ですが、アクリル板に守られ、無事に領収書を渡すことができたようです。私はというと、領収書を掴むやいなや疾風のような白黒の影が顔のすぐ横を通り過ぎるのを(うかつにも)見送ってしまったあと、ふと我に返って必死にリードをひっぱってはテンプルちゃんを台から引きずり下ろすのに懸命となりました。

引きずり降ろした後のテンプルちゃんは満足げにレジ台の前に座ってオスマシ状態です。店内も私の横を落ち着いて歩いてきました。

家に帰った後、食事の前に若干の尻尾追い(5秒を二回ほど)はありましたが、概して落ち着いており、うとうととカーテンの下で居眠りをしておりました。どうやら「命いっぱいに」ペットセンターを楽しんだようです。

次の目標は、ペットセンターで暴れることなく、「命いっぱいに生きること」です。