テンプルちゃん来たる

長い迷い道を抜けた後、ようやくテンプルちゃんにたどり着きました。

懸案だった遺伝病についての検査はすべてクリア(CEA、つまりコリーアイと呼ばれる目の遺伝病に関してはキャリアで、それ以外はすべてノーマル)でした。また、下痢を引き起こすジアルジアに関しては、「スナップジアルジア」という抗原検査で陰性でしたし、回虫やコクシジウムなどの検査も陰性でした。つまり、完全な「健康優良児」というわけです。

しかし、テンプルちゃんには一つ大きな問題がありました。そして、それはブリーダーの飼育方法、および教育方法に問題があって、それが出発点になっているらしいことが後で判明しました。それは「噛み癖」です。

最初は、甘噛みのひどいもの、程度に考えていたのですが、成長するにつれ、その噛む強さは大変なものになりました。これはおそらく「小心者」という生まれついての性質によるものと、負のフィードバックという間違った躾けが原因だと思われます。

性格の乱暴さ、凶暴さは、前に飼っていたボーダーコリーとはまったく違うもので、ある意味衝撃的でした。家族の中には「この犬は嫌い」といって近寄らなくなってしまったものもいます。

これからは、現在進行形の「テンプルちゃんのしつけ」の成功失敗について書いていこうと思います。(最初にこのhatenaブログを書き出してから一年以上のブランクがあったのは、テンプルちゃんのしつけに手を焼いていたからです。最近、ようやく希望の灯が水平線の彼方に見えてきたような感じになり、ブログを書く余裕がちょっとだけでてきたのです。)